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毎月分配型の投資信託に失敗したのでオススメしない話

投資思考・投資術

今回は、これまでの投資生活で経験した中でおススメしない投資信託である毎月分配型投資信託について紹介したいと思います。
本記事は個人的な意見ですが、実際に自分が経験したことを紹介するので、今後投資信託による投資生活を始める方の参考になればと思います。
結論としては、自分は毎月分配型の投資信託をまったくオススメしません
これから投資信託で投資を始めようという人は毎月分配型投資信託には手を出さず、インデックスファンドで十分だと思います。
毎月分配型投資信託の経緯にも簡単に触れながら、オススメしない理由について話します。

本記事でわかること
  • 毎月分配型投資信託の概要
  • 毎月分配型投資信託をオススメしない理由

毎月分配型投資信託の概要

毎月分配型投資信託というのは、どんなものかを簡単に紹介したいと思います。
『毎月分配型』という名前の通り、毎月分配金が配られる投資信託になっています。
毎月分配金をもらうことができるので、お小遣いを得ているような感覚になります。

原則は毎月同じ金額の分配金が配当されるわけですが、ファンドの運用状況が悪い場合は特別分配金として受け取ることになります。
この特別分配金は元本の一部を払い戻す分配金であり、決して得していないことに注意が必要です。
このようにファンドの運用状況によって、分配金は元本を取り崩す可能性があることを認識しておきましょう。

毎月分配型投資信託の運用経緯

投資信託での投資生活を始めた頃は、インデックスファンドだけでなく毎月分配型のファンドにも投資をして、毎月分配金をもらっていました。
最初のころは、トータルリターンとしてプラスになっていたので、「これはこれでなかなか良いかな」と思っていました。
ただ時間が経つにつれて、トータルリターンのマイナスが増えていき、結局はマイナスがプラスに転じることは無く、プラスになりそうにもないなという判断をして売却に至るという結果になりました。
約3年間毎月分配型を3ファンド運用していましたが、3ファンドとも同じような結果になってしまいました。

実際の運用実績はどのような感じだったか知りたい方は下の運用実績のページを参考にしてみてください。

運用実績
「運用実績」の記事一覧です。

毎月分配型投資信託のオススメしない理由

理由1:下落した基準価額が戻らない

2017年10月から2020年末までに大きく株価が下落したタイミングが2018年12月と2020年3月にありました。
eMAXIS Slim先進国株式インデックスなどの基準価額もそのタイミングで大きく下落しましたが、その後は徐々に元に戻っていき、プラスになりました。
ただ毎月分配型のファンドは下落して基準価額が低くなったまま、元の基準価額まで戻ることはなかったです。
そのため、基準価額で大きなマイナスが発生することになりました。

それまでに得ていた分配金の総額よりも基準価額の下落の方が大きくなってしまい、トータルリターンでマイナスになったということです。

理由2:分配金が減っていく

ファンドの運用がうまくいかないと、分配金も減ってきます。
そして、一度減らされた分配金は元に戻ることは無く、減っていくばかりというのが、自分の経験です。
最初は分配金が100円出ていたとしても、徐々に減っていき20円までに落ちてしまうこともあります。
結局は基準価額が下がり、分配金も減っていくというのが、多くの毎月分配型ファンドの形になってしまっています。
このような毎月分配型のファンドだけではないのかもしれませんが、おそらくほとんどのファンドはこのような状況に陥ってしまうでしょう。

さいごに

結局は、インデックスファンドが良い
毎月分配金がもらえるというのは大きな魅力に感じますが、個人的な経験でいうと、毎月分配型のファンドには手をださない方が良いです。
自分のような投資初心者は、インデックスファンドによる資産運用が結局簡単で、プラスになるというのが2017年から2020年までの投資経験の結果として言えることです。

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