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貯金・預金が損をする!?インフレ・手数料の対策をしっかりしよう!

投資思考・投資術

日本人は資産形成を投資などの株式でなく、貯金や預金に頼る割合が多いです。
昔は貯金・預金の利率が高かったので、コツコツ貯めておけば利息でさらに金額が増えるので、資産形成の有効な1つの手段でした。
それが今は利率がほとんどないので、貯金や預金の利息によって資産を増やすということは難しい状況になっています。
それでも元本割れをしないということで、資産形成で貯金・預金が人気だったりします。

今回はそんな貯金と預金が場合によっては損をする可能性があるということについて紹介します。
今回の記事では貯金・預金が絶対に完全な安全資産だと思っている人向けの記事となっています。

記事の内容
  • 貯金・預金が絶対に安全ではなく、損をする可能性があることの理由
  • 損をしないための対策

貯金・預金が損をする理由と対策1

理由:インフレ(物価高)になると円の価値が下がるので損

貯金や預金はインフレ(物価高)に弱いです。
元本・額面が減ってはいないので、通帳などを見ても損をしているという感覚になりにくいでしょう。

ではなぜインフレ(物価高)によって貯金が損するかの説明をします。
ここで簡単な例を挙げてみます。

100万円を貯金口座に入れて、10年後経過しました。
貯金してから10年間で10%物価が上がったとします。
そうすると、貯金口座に入っている貯金額は10%価値が下がっています。(額面は100万円のままですが)
つまり昔は100万円で買えてたものが、10年経つと110万円必要になってしまったということです。
なので、貯金口座に入れていた100万円で買おうとしても足りないということになります。

このように、インフレが起きると円の価値が下がるので、額面は下がっていないけど、結果的に損をしているということになります。

かつての日本の貯金の利率はインフレ率よりも高かったり、2022年ごろまでは長期に渡ってデフレ傾向だったので、この事実はあまり認識されていないかもしれません。
しかし、2022年ごろを境にいろんな物が値上がりし始めたので、貯金・預金という資産はインフレに弱いということはしっかりと頭に入れておく必要があります。

解決策:投資による資産運用をする

現在の日本では貯金・預金の利率では「お金を増やす」ということは期待できないです。
それどころかインフレの局面では、「損をする」という状況になってしまうことを説明しました。
では、どのような対策ができるかというと1つの方法として投資があります。
投資はインフレに強い資産と言われています。
投資は貯金と違って、元本割れをする可能性があり、「怖い」と思う方も多くいるでしょう。
評価金額の上下があまり大きくなく、長期投資に向く投資として、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」をオススメします。
このファンドは、株式だけでなく債券、リート(不動産)を国内、先進国、新興国でバランス良く分散しています。
分散が効いているので、急に暴落するという可能性が小さいファンドになるので、これまで投資をやったことがない方でも始めやすいファンドと考えています。
自分も投資を始めた頃からこのファンドを買っていますが、新型コロナの流行時でも持っているファンドの中では評価金額の下がり方が緩やかでした。
「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を含め、他のファンドの実際の運用実績をこのブログには載せているので、ファンド選びの参考にしてみてください。

運用実績
「運用実績」の記事一覧です。

貯金・預金が損をする理由と対策2

理由:ATMや窓口から引き出す際にかかる手数料で損

貯金・預金をATMや窓口で銀行から引き出す時にかかる手数料で損をしてしまいます。
今は利率がものすごく低い状態です。
そのため利息で増える金額よりもATMから引き出す際の手数料の方が大きい場合が多いので、そうなると結果的に貯金したことが損をしたということになってしまいます。
さらに1回の手数料自体はたいした金額でなくても、「ちりも積もれば山となる」で回数を重ねてしまうと大きな金額になってしまいがちです。

解決策:手数料が無料になる時間帯やサービスに加入する

手数料で損をしないためには、手数料が無料になる時間帯に引き出すか手数料が無料になるためのサービスに加入、もしくは条件を達成する必要があります。
銀行ごとに手数料無料の時間帯やサービスは違うので、自分の銀行口座について調べておきましょう。
ただ今後は銀行側が手数料の増額や、無料枠の撤廃などもあり得るので、注意が必要です。

自分の使っている銀行が使いにくいと思う場合は、思い切って銀行を変えてしまうことも1つの手だと思います。
メインの銀行口座の他にサブの銀行口座を持ち、うまく使い分けるというのも良いでしょう。

個人的にはネット銀行を持っておくと便利なことが多いのでオススメします。
その中でも住信SBIネット銀行は上で説明した投資と関連してSBI証券と相性が良いのでオススメです。

最後に

昔とは預金・貯金の利率の状況が変わってしまったので、なんでもかんでも貯金や預金に回すという手段は損をするかもしれないということを説明しました。

今後日本はある程度インフレの傾向が続きそうなので、その対策をしっかりと考えておかないといけないです。
銀行も厳しい経営が続けば、おそらく手数料無料のサービスについて改悪される可能性が高くなります。

貯金すべてを投資に回すことは極端で危ないですが、少し投資に回してインフレ対策をする必要があるということも大事だと思います。

ではでは〜

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