2019年、会社員を辞めてフリーランスエンジニアに転身しました。
年齢が30代にすでに入っているということもあり、かなり悩みました。
ただ結果として、ソフトウェア開発キャリアとしては『ほぼ未経験』という状況からフリーランスエンジニアとしてIT関連の仕事をするようになりました。
今回は30代でソフト開発ほぼ未経験の状態からフリーランスエンジニアに転身したことについて、自分の経験から話したいと思います。
「30代でフリーランスエンジニアになるにはどうすれば良いのか?」、「フリーランスエンジニアの転身に興味がある」など考えている方に役に立てれば嬉しいです。
ほぼソフト開発未経験でフリーランスエンジニアとして働くまでの経緯
会社員からフリーランスになるまでソフト開発としてのキャリアはほぼ0でした。
自分はキャリアのスタートとしてメーカーに電気回路設計者として入社しました。
そのため、ソフト開発チームに入って仕事をするということはありませんでした。
ソフト開発ほぼ未経験としているのは、会社員のキャリアとしてソフトエンジニアになったことがありません。
ただ、一度Androidを使ったあるデモ機を作ることがあってその時にソフト開発を少ししたことがあります。
後は、個人的に家でAndroidアプリ開発の勉強をしたりしてAndroidを触ったりとか、機械学習の勉強でPythonを触ったりしていました。
なので、ソフト開発は世の中に出るような開発はしたことありませんが、デモ機を作ったり自宅で勉強したりしていたので、『まったくの未経験』ではなく、『ほぼ未経験』という表現をしています。
今後の人生設計を考える上で、会社員からフリーランスになろうと思いましたが、ソフト開発のキャリアがないのでフリーランスになれるかは正直かなり不安でした。
会社を辞めた後にフリーランスエンジニアとして働くことができないとわかると、かなりピンチな状況になってしまいます。
退職する前にエージェントに相談してみる
いろいろと不安なことやフリーランスになるための準備などについて知りたいことがあったので、会社を辞める前にフリーランスエージェントの無料相談を受けてみることにしました。
無料相談で知りたかったことはこの2つです。
- 自分はフリーランスとして働けるのか?受けることができる案件はあるのか?
- 案件がある場合、単価はどれほどになりそうか?
無料相談ではエージェントの仕組みを説明してもらった後、自分が不安に思っていることを質問しながら、自分の経歴を見てもらいその場で案件を探してもらいました。
紹介してもらえそうな案件はその時で5件ほどあったので、その場で会社を辞めてフリーランスでやっていこうと決意が固まった感じです。
フリーランスエージェントの無料相談はいろんなところでやっているので、まずは気軽に相談してみることが第1歩!
オファー面談でOKをもらえて、無事にフリーランスエンジニアに転身
実際にオファー面談を2社受けましたが、2社ともOKをもらうことができました。
単価や環境などいろいろ考え、条件の良かった方の案件を選び、フリーランスエンジニアとしてキャリアがスタートさせることができました!
30代でほぼ未経験でもフリーランスエンジニアになるためのポイント
これまで話した通り、自分はソフト開発のキャリアとしてはほぼ未経験でフリーランスエンジニアとして働くことができました。
自分の経験から30代でほぼ未経験でもフリーランスエンジニアになるためのポイントを紹介したいと思います。
ポイント1:完全未経験では難しいので、ソフトエンジニアのスキルアップをする
まったくのソフト開発のスキルがない状態では話にはならないので、ソフト開発のスキルアップが必要です。
フリーランスとして案件を受けたいプログラミング言語をまずは習得するのが良いと思います。
WEBのフロントエンドエンジニアであればJavaScript、バックエンドエンジニアやデータサイエンティストであればPython、など案件を受けるために必要は言語を調べておきましょう。
テキストを買って勉強する、プログラミング教室に通う、eラーニングを受けるなどスキルアップをするための方法はいくつもありますので、自分に合った方法でスキルを上げていくことが大事です。
フリーランスに求められるのは『即戦力』です!
そのためにも初心者用テキストの内容は簡単にクリアできるほどのスキルは身につけておきましょう。
またプログラミング言語以外にもgitなどのツールも使えるようになりましょう。
フリーランスになることを考えるまでgitは知っていて使ったことがありませんでした。
案件によってはgitは必須になるのでGitHubやGitLabの無料アカウントを作成し、gitを勉強するようにしました。
案件の面談でもgitが使えるかどうか確認されることがあるので、「使ったことがない」ではなく「使えます」と言える状態にしておくのが案件獲得に大事です。
基本情報技術者やLPICなどの資格を取得をしておきましょう。
資格取得ではスキルを証明するということ以上に、ソフト開発に対してスキルアップする意識が高いということを証明することが大事です。
案件を受けると、案件用に勉強しないといけないことが多いです。
案件先に「業務で必要なことは勉強してキャッチアップしてくれるだろう」と思わせないといけないです。
ソフト開発未経験の状態なら、なおさらそう思わせないと案件獲得が難しくなるでしょう。
ポイント2:フリーランスエージェントを利用する
ソフト開発のキャリアがなく実績をうまくアピールできない未経験の人は、フリーランスエージェントを利用するのが良いです。
実績もなく実力のわからないフリーランスにいきなり案件を依頼する企業はかなり少ないと思います。
エージェントにうまくフォローしてもらう形で最初は案件を獲得できるようにしましょう。
最初の案件さえもらえれば、『未経験』という状態から脱出できるので、次の案件面談でも実績をアピールしやすくなります。
まず未経験フリーランスの人が目指して欲しいのは最初の案件獲得で実績を上げるだと考えています。
いきなり自分の理想の案件を獲得できることはほとんどないと考えておいた方が良いです。
実績を上げながらスキルを身につけ、自分の理想とする案件獲得に近づけていく意識が大事です。
最後に
2019年からソフト開発ほぼ未経験の状態からフリーランスエンジニアになり、今もフリーランスエンジニアとして働くことができています。
未経験からは簡単な道のりではないですが、決してできないことでもないです。
今回は自分の経験をもとにして話しましたが、フリーランスエンジニアになりたいと思っている人の参考になれば嬉しいです。
ではでは~☆
コメント