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フリーランスになる前、なった後にやるべきこと

フリーランス

会社員からフリーランスに転身する前と転身した後にやっておくべきことがあります。
自分の経験を交えて、やっておくべきことを紹介したいと思います。

本記事でわかること
  • フリーランスになる前にやるべきこと
  • フリーランスになった後にやるべきこと

フリーランスになる前にやるべきこと

フリーランスエージェントの無料相談に行って、自分を客観的に評価してもらう

フリーランスのエージェントに自分の経歴・スキルセットなどを評価してもらうのはフリーランスとして働き始める前に下のことを確認できるので、非常に役に立ちます。

  • どれほどの案件が多くあるのか
  • どれほどの単価が見込めるか
  • 自分のキャリア形成について方向性は間違っていないか

事前にフリーランスエージェントに相談することで、フリーランスになってみたものの案件が全然獲得できないとか、思ってるよりも単価が安かったなどの失敗を減らすことができます。
フリーランスエージェントでは無料相談をやっているところもあるので、うまく利用しましょう。
ネットの情報よりも、より現場の近い声を聞くこともできるので役に立つことは多いと思います。

貯金をしておく

貯金する意味は大きく2つあります。
紹介する2つの目的の貯金額が貯まってから、フリーランスへの転身することをおススメします。
逆に貯金があまりない状態でフリーランスに転身した場合、かなりのリスクがあることを覚悟しておいた方が良いですし、結局仕事の案件も妥協で決めかねてしまうので、注意が必要です。

もし働けなくなっても、一定期間は生活できるように備える

フリーランスという立場上、会社員に比べて圧倒的に安定性は無くなると考えておいた方が良いです。
働けなくなった時のリスクが会社員に比べて高いです。
働けなくなる時の要因としては、下のことなどがあります。

  • 仕事のプロジェクトが終了し、契約が切れる
  • 健康的な問題で、業務に支障が出る

また働けていたとしても、

  • 売上が思わしくなく、収入が想定よりも低くなってしまった

ということも十分に考えられます。

もしもの時に備えて、生活費の貯金をしておくことが大切です。
自分の場合は1年間、仕事が無くても最低限生活できる金額を貯めて、会社員からフリーランスに転身しました。

最初の保険、年金の支払いに備える

フリーランスに転身後、保険や年金の支払いの請求が早々に来ます。
会社員時代は基本的に給料から天引きの形なので、あまり毎月払っているという感覚さえ無くなってしまうのですが、フリーランスとなってからは、銀行振込などで自分で払わないといけません。
結構大きな額になったりするので、支払っても困らない分の貯金はしておく必要があります。

クレジットカードを作っておく

フリーランスはクレジットカードの申請が通りにくいとよく聞きます。
フリーランスっていうのは社会的にはまだまだ身分が保証されていないということなのでしょう。

クレジットカードを持っていない人は、是非ともフリーランスになる前にクレジットカードを作っておくと良いでしょう。
これからキャッシュレス時代でますますクレジットカードの必要性は高まっています。
というより、クレジットカードで買い物する方がポイントで得をすることも多いです。

どんなクレジットカードを作れば良いか?

作るなら、年会費無料のカードがおススメです。
自分は、クレジットカードはすでに持っていましたが、念の為に年会費無料の楽天カードを作っておきました。
カードもJCBやVISAやMastercardなどの種類がありますが、VISAを持っていれば海外でも使える店が多いので便利なので、VISAをオススメします

家族の賛同を得る

独身の人はフリーランスになる決心をつければ、あとは行動するのみといった感じになると思いますが、結婚して家族のいる人は家族のこともあるので、なかなかフリーランスに転身することは難しいかもしれません。

だからこそ、家族の賛同を得ることができるようにしっかりと準備しましょう。

家族がフリーランスになって心配するのは、やはり収入面です。
会社員と違って安定性がないというところで、どうしても難色を示す人がいます。
うまく説得する方法の1つとして、上で紹介した貯金があります。
「何かあっても、数か月は大丈夫。」
その安心感を与えることは、心理的に大きくプラスに作用します。

個人的には家族の賛同を得ないまま、勝手にフリーランスになることはまったくおススメしません。

もしものことがあった時、助けてくれるのは身近にいる家族です。
賛同を得ないまま勝手にフリーランスになった時、何か困ったことがあっても助けてもらえないかもしれません。

家族を説得する説明ができるようになることは、自分のフリーランスとしての生き方を整理することにも繋がります。
自分がフリーランスとしてどうやって収入を得るのか、どれほどの収入を得ることができそうなのか、万が一のことがあった時はどうしようと思っているのか・・・
これらを1つ1つしっかりと自分なりに考え、説明すれば家族の賛同を得ることができるはずです。
家族の立場でどういったことが心配事として挙がるかを考えれば、何を聞かれても説明できるように考えがまとまると思います。

フリーランスになった後にやるべきこと

開業届の提出

フリーランスとして働くことは、自営業になるので開業届を出しましょう。

開業届をどうやって書くかよくわからない人は、『開業freee』がオススメです。
『開業freee』は基本的に選択肢を選んでいくだけで、書類作成ができ、しかも無料で使うことができます。

できあがった書類をプリンターで印刷して、印鑑を押せばあっという間に完成です。

青色申告承認申請書の提出

会社員の時と違って、確定申告が必須になります。

確定申告には大きく2種類に分かれていて、青色申告と白色申告と呼ばれるものです。
青色申告は手続きが少し複雑な分、控除額が白色控除よりも大きく優遇されます。

青色申告するにはまず、青色申告承認申請書の提出が必要になるので注意してください。
この書類を事前に提出していないと青色申告はできません。

青色申告承認申請書も『開業freee』で開業届作成と一緒に作成できます。
開業届と青色申告承認申請書は『開業freee』で作れば、30分程度で簡単にできてしまうので、すごく便利です。

最近はfreeeやマネーフォワードのような青色申告に必要な書類をできるだけ簡単に作成してくれるソフトが充実しているので、ぜひ青色申告ができる人は青色申告をした方が良いでしょう。

年金切り替え

会社員だった人は年金の切り替えが必須になります。
市区町村で切り替えの方法が違う場合がありますが、自分は2週間以内に役所に必要書類を持って、手続きを行う必要がありました。

保険の切り替え

自分は前勤めていた会社の保険を任意継続していたので、国民健康保険に切り替えてはいないのですが、任意継続しない場合は国民健康保険に切り替えをする必要があります。

任意継続するか、国民健康保険に切り替えるかは保険料を確認して決めるのが良いでしょう。
ただし、任意保険は期限が設定されていて、それを過ぎると国民健康保険の加入が必要になります。

さいごに

以上が自分の経験も踏まえて、フリーランスになる前となった後にやるべきことを紹介しました。
フリーランスになるにはそれなりの準備が必要になります。
フリーランスになりたいという人は、少しでも早く準備を進めていきましょう!

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